- KPMG USは、約30名の税務専門家がエンジニアと協力し、「バイブコーディング(vibe coding)」を用いてソフトウェアを構築する6週間のパイロットプログラムを実施した。
- 深い技術的背景がないにもかかわらず、税務担当者たちはプログラム終了後に実際に動作するソフトウェアのプロトタイプを作成した。
- 4〜6人のチームで、税務プロセスの自動化ツールを構築し、複数システムのデータを統合。従来は手作業で行っていた資本分析ツールなどを開発した。
- KPMGによると、パイロット版の一部の製品は、ワークフローや税務データの管理用としてすでにクライアント向けに導入されている。
- 以前は税務専門家はアイデアを提案するだけだったが、現在はソフトウェアの初版を直接作成できるようになった。
- 新しいプロセス:迅速なプロトタイプ作成 → エンジニアに引き継ぎ、セキュリティとインフラを完備した形へ仕上げる。
- 従業員はテクニカルメンターの支援を受け、バイブコーディングプラットフォームやプロの開発者ツールを使用した。
- 同社は、AI製品開発のために税務+エンジニアの混合チームを数十個設立することを検討しており、「10x コンサルタント」を目指している。
📌 KPMGは、専門家の役割を「ソフトウェアのユーザー」から「ソフトウェアのクリエイター」へと再定義している。バイブコーディングモデルにより、開発期間が大幅に短縮され、市場投入までのスピードが向上した。業務の専門知識とツール構築能力が直結することで、ビジネスと技術の境界が消え、従来の何倍もの生産性を持つ新しい人材モデルが切り拓かれようとしている。

