- Gamuda Technologiesは、マレーシアで完全に独自開発された初の主権マルチモーダルLLM「Wira」を発表した。
- Wiraは、22分野24,213問で構成されるMalayMMLUテストにおいて、平均スコア89.20%を達成した。
- このモデルは、マレー語(Bahasa Melayu)を含む100以上の言語をサポートし、チャート、スキャンされたフォーム、および長文テキストの処理が可能である。
- Gamudaは、Wiraが動作に外国のデータセンターを必要としないことから、「真のデジタル主権」を強調している。
- システムはノートPCから大規模なGPUクラスターまで動作可能で、インターネットを必要としないエアギャップ(air-gapped)環境をサポートしている。
- Gamudaは、このアプローチが地政学的紛争や外国のインフラへの依存による中断リスクを軽減すると考えている。
- Wiraは、独自のインフラ上でのオンプレミス展開を可能にすることで、マレーシア政府のAI需要をターゲットにしている。
- Gamudaはさらに、GIS、企業検索、ダッシュボード分析に対応するため、SpatialQ、Agentlinc、TrudaxなどのAIエージェントを開発した。
- このAIエコシステムは、合弁会社Gamuda DNeX Cloudを通じて、LLM、ソフトウェア、主権クラウドを統合している。
- Gamudaは、エンドツーエンドの主権を確保するため、すべてのソフトウェア、インフラ、AI人材がマレーシアのチームによって開発されたと述べた。
📌 Wira-LLMは、マレーシアが外国のモデルに依存するのではなく、完全な主権AIエコシステムの構築を目指していることを示している。エアギャップ環境での動作能力、100以上の言語サポート、そしてMalayMMLUでの89.20%というスコアにより、Wiraは高いセキュリティを求める政府や企業環境向けに位置付けられている。Gamudaは同時に、主権クラウドやAIエージェントへと拡大し、国内でエンドツーエンドのAIソリューションを提供している。
